「筋トレ超初心者」の『きゃん』です!
このブログでは50代「筋トレ初心者」の私が、目指すカラダを手に入れるために必要な情報を集め、実体験を踏まえて発信します。少しでも皆さんに有益と感じていただけたら嬉しいです。
それでは、今回のテーマです。
自分の筋力・体力ってどうしたら把握できるのか?
トシを重ねるにつれて体力がなくなっているってことは分かるけど、筋力・体力って何で把握するんだろう。
自分は他の人と比べて、どうなんだろう?
みなさん、ご自分の筋力・体力について、どのくらい知っていますか?
学生時代は毎年「体力測定」や「身体測定」を受けていましたよね。
卒業してからも「体力測定」を続けている人は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
「身体測定」も、健康診断を受けている人は身長・体重・腹囲測定は行なっているかもしれませんが、それ以上の情報を得ようとするには、意識高くいる必要がありますよね。
最後に「体力測定」を受けたのは。。。35年位まえ
「体力測定」って、どこで受けることができるの?
そこで、筋力を把握する方法としての「体力測定」と、体組成の状態を見ることができる「InBody測定」について調べました。
トレーニングジムを利用していない私でも「体力測定」や「InBody測定」を受けることができる施設を調べ、実際に利用してきたので報告します。
この記事で分かることは、一般成人を対象とした以下の情報です。
①「体力測定」「InBody測定」について分かる
②「体力測定」や「InBody測定」を受けるための情報が分かる
③「体力測定」と「InBody測定」の実際が分かる
それでは、Let’s Go!
「体力測定」と「InBody測定」とは
最新の「体力測定」について
「体力測定」はみなさんも学生時代に経験しているとは思いますが、時代とともに内容は変わってきているようです。
最新の「体力測定」は文部科学省が示している「新体力測定」を基本として、年代別に測定項目を設け実施されていることが多いです。
新体力テストでは、筋力(握力),敏捷性(反復横とび),跳躍力(立ち幅とび、垂直跳び),柔軟性(長座体前屈),筋持久力(上体起こし),全身持久力(20mシャトルランなど)を測定します。
現在の自分の体力・運動能力がどのくらいあるのかが確認できるとともに、年齢に応じて5段階(A~E)の評価もうけられます。また、20歳~64歳については体力年齢も判定できます。
また、各種目(握力・反復横とび・立ち幅とび等)・年齢区分での全国平均値を、文部科学省のホームページで公開していますので参考にして下さい。
文部科学省の「新体力テスト実施要項」
体力測定も、時代とともに変化しているのね〜
「InBody測定」とは
続いて、「InBody測定」についてご説明します。
「InBody測定」は初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。
簡単に言うと、「InBody(インボディ)」は 株式会社インボディ・ジャパン(英:InBody Japan Inc.)が日本国内で販売している、体の成分である体水分量や筋肉量などを測定する高精度体成分分析装置の商品名です。
体に微量の電流を流し、水分を多く含む筋肉組織には電気が流れやすく、水分をほとんど含まない脂肪組織には電気が流れない原理を利用して、体の筋肉量・体脂肪量・水分量を割り出し、体成分分析をしてくれます。
「InBody」の精度は98%と高精度ではありますが、測定条件で結果は影響を受けやすいようです。
【公式】「InBody」について 株式会社インボディ・ジャパン
「InBody」。。。すごい技術が生まれましたね〜。
私は「InBody」は手が出せませんでしたが、自分に合った体組成計で毎日簡単に体調管理をしています。
一般成人が「体力測定」や「InBody測定」を受けるには
自治体の「体力測定」「InBody測定」サービスを探す
先ずは、お住まいの自治体で「体力測定」や「InBody測定」を行なっているか探してみましょう。
きゃんの住む『市』で「体力測定」を実施しているかを調べましたが、10月10日の体育の日に先着10名(無料)だけ受けられる状況でした。
残念ながら、近くの市町村でも「体力測定」を定期開催している所はありませんでした。
きゃんの住む千葉県では「千葉県総合スポーツセンター」で「県民健康体力測定」サービスとして、毎週4日間予約制で定期開催されていました!
「千葉県総合スポーツセンター」の「県民健康体力測定」
測定料金 一般:1,000円、中・高校生:500円
測定日時 水・木曜日午前9時30~、午後2時30分~、午後6時30分~(3名まで)
土・日曜日午後2時30分~、午後6時30分~(3名まで)
所要時間 1~3名で90分程度
⭐️詳細は下記サイト参照ください。
https://www.cue-net.or.jp/kouen/sportscenter/phisical/citizens.html
スポーツ庁の取り組みとして、体力・運動能力調査を行なっています。お住まいの自治体で体力測定のイベントがあれば、参加費無料で受けることができるチャンスですね!
スポーツジム等で「体力測定」イベントに参加する
スポーツジムやフィットネスクラブを利用されている場合、施設によっては入会時や定期的に「体力測定」を行なっている所もあるようです。
しかし、それらは会員向けのサービスであることが多く、また「体力測定」の内容も施設によったり、そもそも「体力測定」を身体機能の指標とはせず、利用者のニーズに合わせた効果を指標としている所も多いようです。
スポーツジム等で「体力測定」イベントが企画された時には、是非、参加してみまよう。新しい発見があるかも知れませんよ。
「体力測定器具」や「InBody」のレンタルサービスや、「体力測定」出張サービスの活用
最近は、「体力測定器具」や「InBody」のレンタルを行ない、福利厚生の一環として運動への動機づけを提案している企業があります。
「体力測定器具」や「InBody」をレンタルしている会社
「InBody」測定ができる施設情報
株式会社インボディ・ジャパン「InBody」測定ができる施設検索サイト
大人数で「体力測定」や「InBody測定」を企画する時には、レンタルや出張サービスも有効かも知れませんね。
県のスポーツ施設で「体力測定」と「InBody測定」を受けてみて
事前準備
今回、お世話になった「千葉県総合スポーツセンター」では、測定希望日の3日前までに電話または来所で予約が必要でした。
当日は動きやすい着衣で、屋内用運動シューズやタオル、水分を持参します。
受付で、①県民健康体力測定相談承諾書、②県民健康体力測定(問診票)に情報の記載をして、測定料金を支払います。
いざ、測定会場へ。。。
体調チェックと「InBody測定」
測定会場に着くと担当のトレーナーさんが付いてくれて、体温・血圧測定と問診を受けました。
そして、いよいよ「InBody測定」です!
「InBody570」と言う測定器で行います。
はじめに、裸足になって手足の消毒をしました。
測定器が触れる皮膚はしっとりしていた方が良いそうです。
測定器の足形部分に足底を合わせて(踵を合わせることが重要なようです)、体重測定。
それから、性別・年齢・身長を入力。
手のセンサーに親指を合わせて測定開始。
測定時間は30秒ほどでした。
結果は次のとおり。全ての人測定が終了してから個別指導をしていただいたので、アドバイスを記入してしまいました💦
思ったより筋肉量が多かった。
2ヶ月間の「筋トレ」の効果かな😄
「体力測定」を受けてみた
はじめに、担当のトレーナーさんが、準備体操を指導してくれました。
背伸び・肩回し・アキレス腱伸ばし・足全体のストレッチなど、、事故予防のため丁寧に指導してくれました!
「千葉県総合スポーツセンター」で行われている「体力測定」は次の通り
握力測定
筋力は握力で把握する!
自分の握りやすいように握力計を調整して、
体から少し離し
思いっきり握る。
体に腕がついてしまうと純粋な握力の測定にはならないそうです。
左右2回ずつ測定して、左右のそれぞれ良いデータで、左右の平均を記録に残します。
筋力は「背筋力」で把握もできるそうですが、
背筋力測定で体を痛めてしまうことが目立つため
千葉県総合スポーツセンターでは実施を見送りしているそうです。
垂直跳び
垂直跳び測定器(引用:竹井機器工業株式会社)
マットの上で膝の屈伸を使い垂直にジャンプ!
滞空時間から推定するので、
ジャンプ中は膝を伸ばさないといけません。
2回測定して、良い方の値を記録に残します。
反復横跳び
センサーマットの上の3本の白線をサイドステップで移動します。
中央ラインをまたいで立ち、「始め」の合図で右側のラインを越すか、または、踏むまでサイドステップ。
20秒間で白線をまたいだ数を測定します。
テストは1回です。
全身反応時間
全身反応時間測定器(引用:竹井機器工業株式会社)
マットの上に立ち、円形の部分が赤く光ったら
その場でジャンプして、両足がマットから離れるまでの時間を測定し、デジタル表示します。
テストで2回フラッシュして、続いて5回の測定が行われ平均時間が記録に残ります。
いつフラッシュしても良いように、上体低く待っていたら、反応速度が速かったみたいです。
閉眼片足立ち
閉眼片足立ち測定器(引用:竹井機器工業株式会社)
左右どちらで片足立ちを取っても良く、2回測定して長い方の時間を記録に残します。
測定5秒前からカウントされます。腰に手を当て片足立ちの準備をし、測定開始と同時に眼を閉じます。
開眼しているとなんと言うことはないのですが、閉眼すると体がグラグラして、バランスをとることに苦労します。
長座体前屈
背中を壁など垂直におこした状態から、状態を前傾させて
親指と人差し指の間で測定用の板を押し、
どこまで前屈できるかを測定します。
2回測定して、良い方のデータを記録に残します。
最大酸素摂取量
心肺持久性の評価として、千葉県総合スポーツセンターではエアロバイクを使用していました。
体力測定のモードで10分くらいエアロバイクを動かし、測定します。
お恥ずかしながら、
私は途中で心拍が130/分を超え、ゴールできずに終了してしまいました。
上体おこし
上体おこしとは、腹筋運動です。
膝を立てた状態で足を押さえてもらい、被験者は腕を胸でクロスした状態を維持。
1回目は体全てをマットにつけて、腕が太ももにつくまで上体をおこします。
2回目以降は肩甲骨をマットにつければ、上体起こしに入ってOK。
30秒の間に何回上体を起こすことができたかをカウントします。
トレーナーから結果発表と指導
全ての測定が終了したら、個室に案内されてトレーナーさんから「体力測定」と「InBody測定」の結果発表と評価をしていただきました。
同年代の全国平均との比較と5段階評価、機械による総合評価が記された「あなたの健康体力表」をもとに、
ひとつずつ丁寧に説明いただけ、大満足!
【参考資料:きゃんの体力測定結果】
全国平均と5段階評価は「51歳での平均と評価」になります。
各年代の平均は、『文部科学省の年代別テストの結果』を参照してください。
まとめ
今回は筋力・体力はどのように評価したらいいのかを「体力測定」と「InBody測定」を受けた結果をもとにレポートしました。
①「体力測定」と「InBody測定」の最新情報
②「体力測定」と「InBody測定」を受ける方法
③「体力測定」と「InBody測定」の実際
について、少しでも情報の足しにしていただけたら、幸いです。
文部科学省は「スポーツ基本計画」において下記のような目標を掲げています。
ライフステージに応じたスポーツ活動を推進するため、国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでも安全にスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会の実現に向けた環境の整備を推進する。
そうした取組を通して、できるかぎり早期に、成人の週1回以上のスポーツ実施率が3人に2人(65%程度)、週3回以上のスポーツ実施率が3人に1人(30%程度)となることを目標とする。
また、健康状態等によりスポーツを実施することが困難な人の存在にも留意しつつ、成人のスポーツ未実施者(1年間に一度もスポーツをしない者)の数がゼロに近づくことを目標とする。
自分の筋力・体力を数値化し客観的に評価することは、健康面でその後の生活をより自由度の高いものにするための指標としてとても重要です。
そして、できるだけその機能を高く保つために、みなさん「筋トレ」習慣を持ちましょう。
NHK番組『みんなで筋肉体操』における近畿大学准教授の谷本道哉の決め台詞
『筋肉は裏切らない』
それぞれの目的に合った「筋トレ」を安全な方法で行うために、「パーソナルトレーナー」の活用をお勧めします。
そして、定期的に「体力測定」と「InBody測定」で自身の筋力・体力を確認しましょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
おしまい
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